サクッと読めてアウトプット力を高める集中読書術
総合法令出版
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印象に残ったこと
本の方が動画などより圧倒的に知識・情報を得るには効率が高い。
ゆっくりじっくり読むと理解できた感覚があるが、実際はそれが錯覚で理解、記憶レベルにギャップがある。これは流暢性の幻想と認知科学では呼ばれている。
飛ばし読みといういい加減な読み方がワーキングメモリを始め、脳のリソースを有効活用する効果的な読み方。それを繰り返すことでゆっくりじっくり読むより速く深く読むことができる。
読み始める時にがんばろうとするのをやめること。頑張ろうとすると逆効果。
読書は時間があるときにするものではない。時間ができたら・・・は行動を先送りし、行動する限界を勝手に設定する。いつでもどこでも読書する前提を持つ。
わからないと思った瞬間に飛ばし読み。わかろうとして知識を押し込もうとしてもワーキングメモリを圧迫しフリーズするだけ。ワーキングメモリの負荷を減らすには1冊の本でも範囲を区切って繰り返すといい。試験勉強は数少ない本を徹底的に潰すことがおすすめ。違うテキストや問題集に手を広げない。
頭の回転が速い人はシンプルな知識、情報をすばやく思い出せて使いこなせるまで繰り返してきただけ。
雑感
1.動画はわかりやすくて理解しやすいけど、深い知識が得られることが現段階ではない。新聞やストレートニュースを毎日見ていてもあまり得られることはない。しかし、本は深い知識が得られる。
2、3.ゆっくりじっくり読むよりいい加減に速く何回も読んだ方が効率がいいのか。実は中学の頃に無意識にやっていた。これからそのような意識を持とう。
4.本を読む時に自分は頑張ってしまう。むしろ緊張するくらい。頑張るのをやめよう。
5.これはまさに森田療法の考え方と一緒。
7.有吉は飯を食いながら本や雑誌を見ていたので俺もそのレベルになろう。自分はyoutubeを見ながら飯を食いますね。
8.いろいろな参考書や問題集に手を出す人は合格しないと与沢翼も語っていた。
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