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俺の記録は蓄積されるとやがて歴史になる

森田療法というより森田療法に関する本の読書会

精神科に行ってきました。

今日も森田療法のすすめ-ノイローゼ克服法」を医師と一緒に読みました。

 神経質症はかならずなおるものである。正しい心構え、正しい生活態度によって症状が消えないわけがない。しかし誤解があってはいけない。治ればノイローゼとしての症状はなくなるけれども、快不快いずれにせよ人間性として備わっている人情だとか、好悪の心がすべてなくなるわけではない。


 神経質症状としての不潔恐怖はなくなっても、不潔なものはやはりいやである。いやでなくなれば衛生を守ることもなくなる。症状としての対人恐怖がなおっても、対人恐怖的な真理が全然なくなるわけではない。
普通の人情としての遠慮や羞恥心、多人数の前での緊張などは、恐怖症が治ってもある程度はあるのがあたりまえで、もし全然なくなってしまったら図々しい恥知らずになってしまう。


 ただ、なおればそれにとらわれることなく、普通の人と同様に恥ずべきことは恥じ、恐れるべきことは恐れ、対人恐怖を感じてもいちいちそれを強く意識することもない。つまり対人関係を円滑に保っていく。また症状によっては、以前の苦悩をまったく忘れてしまい、苦しかった症状もいまでは夢のような気がすると告白するのものである。


 また神経質症がなおると、器質的な病気がなおるのと少し違って、1つの関門を越えて悟りに入ったようなもので、ただ症状がよくなったというだけでなく、症状の発生した前の状態よりも生気を増し、活動的になることがわかる。「自己実現」という言葉があるが、神経症によって抑圧されていた活動的な本性が開放されて、十分に発揮されるからである。しかも発病以前の状態に返るというだけではなく、難関を突破して鍛えられた自己が実現するということになる。

この部分を医師が噛み砕いて読んで、その後の患者のお礼を自分が音読した。

確かに対人恐怖などがなくなったらかなり俺は力を発揮する気がする。使うべき力が妄想などによって抑えられている。

脳のワーキングメモリもかなり無駄遣いしていると思う。

個人的にも森田療法に関する本をいろいろ読んで自分の生活、行動を変えていけたらなと思っている。

↑今はこの本を読み始めている。この医師の解説はわかりやすい。

生活記録を渡したところ、ストレス源に対してクソ呼ばわりしない方がいいと言われたw

余計に憎悪が増幅して囚われの身になるそうだ。

このストレス源と仲良くすればいいじゃないかと言われたが、それができたら苦労してねえんだよ!

気分転換にGWにどこかに行けばいいじゃないかと言われた。

5月の終わりに東京に行こうとは思っている。

ツーリングも行ってみようかな。

診察時間は10分だった。

前回も書いたが、診察時間が5分以上でないと精神専門療法の330点は請求できない。

精神科に通って毎回330点が加算されている人はぜひ時間を計ってください。

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