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【書評】最高の入浴法

目次

印象に残ったこと

  • 入浴の7大健康作用
    ①温熱作用 体を温めて血流アップ
    ②静水圧作用 むくみを解消
    ③浮力作用 筋肉や関節を緩めて緊張をとる
    ④洗浄作用 体の汚れを洗い流す
    ⑤蒸気・香り作用 免疫力を高め、自律神経を整える
    ⑥粘性・抵抗性作用 手軽な運動療法効果
    ⑦開放・密室作用 日常から解放されるリラックス効果

  • 血液には酸素や栄養を運び、二酸化炭素や疲労物質などを回収する働きがある。

  • 温めることで神経の過敏性を抑えたり、肩こりをほぐす効果もある。

  • 水中にいると重力から解放される
    そのため関節や筋肉への緊張がゆるむことでリラックス状態になる。

  • 鼻やのどの粘膜は乾燥すると免疫力の低下を招きやすいので蒸気で湿り気を与えることが大切
    湯気の吸入はドイツやフランスなどで行われる温泉療法の一種。
    塩化物泉の湯気を吸いこむことで淡が出しやすくなる。

  • 水中で体を動かすことは陸上の3~4倍負荷がかかる。
    ゆっくりとした運動、ストレッチによって筋肉に刺激を与えられる。

  • シャワーでは健康効果はほとんどないが、熱めの足湯(43℃)はシャワーより疲れが取れやすい

  • 半身浴には健康効果がないので全身浴をすすめる。

  • 入浴前後にはミネラル入りの麦茶を飲むことをおすすめする。(無糖でカフェインを含まない。血流改善効果と血圧低下効果も報告されている。)

  • 疲労の要因は「細胞が過剰に活動した結果、老廃物が溜まり、細胞の機能が落ちること」
    こうした老廃物を除去し、酸素と栄養分を新たに補給することが疲労回復の仕組み。
    体の隅々まで血液を行きわたらせる血液循環が疲労回復にとって極めて重要。

  • 血流アップ&疲労物質除去効果がある硫酸ナトリウムを含む入浴剤を使用する。
    入浴剤は医薬部外品浴用化粧品を選ぶこと。

  • 風呂で汗をかいた後、扇風機や冷房で涼むのは基本的にNG。
    血流の良い状態が終わってしまう。

  • 疲労回復や筋肉痛の緩和で温冷交代浴が優れている。

  • おすすめの温冷交代浴:40℃のお湯に3分肩まで浸かる。
    その後、湯から出て、30℃のぬるま湯を手足先にシャワーで30秒ほどかける。
    これを3回繰り返す。

  • 水風呂に全身を浸けなくても手足にかけるだけで十分

  • 42℃の熱めのシャワーを目の周囲に当てることで目の疲れをとる効果がある。
    眼精疲労によって一時的に落ちた視力が回復した例がある。

  • 交感神経優位の人は40℃のお湯に20分程度浸かると副交感神経が優位になる。

  • 風邪の時に入浴しても問題ない。風邪のウィルスは湿気に弱い

  • 胸やけ(逆流性食道炎)は胃酸過多が原因。交感神経のスイッチを入れることで内臓の働きが抑えられる。

  • ぬるめのお湯は血圧を下げる効果がある。入浴後8時間は血圧が下がる効果が続く。

  • 長湯と複数回入浴は肌のためにはNG。石鹸、ボディソープは2~3日に1回

雑感

血流をよくして、全身に栄養を与え、老廃物を取り除くのが健康の大原則ですね。

湿気にウィルスが弱い、水中は筋肉や関節の緊張が緩むなどから風呂はもちろんウェットサウナ(ミストサウナ)や水泳もやはり体にいいのではないかと思った。

最近はサウナがやたらもてはやされているが、風呂は日本人が古の頃から行っている習慣。

健康にいいに決まっている。

諸般の事情で風呂に入れるのがトビオやスーパー銭湯に行った時になっている。

足湯でもそれなりに効果があるので入浴剤を入れてやろう。

バブやきき湯には硫酸ナトリウムが入っていますね。

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