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【書評】小腸を強くすれば病気にならない

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印象に残ったこと

  • SIBO(small intestinal bacterial overgrowth 小腸内細菌増殖症)は小腸の中で腸内細菌が爆発的に増えてしまう症状。
  • 過敏性腸症候群と考えられた患者の85%はSIBOだったという論文もある。

  • SIBOにかかると頑固な下痢、便秘、腹痛、おなら、お腹の違和感がある。

  • 人間のエネルギーはミトコンドリアで作られる。小腸の働きが悪いとミトコンドリアの活性が悪くなる。

  • ニンニクは自然の抗菌作用があり、天然の抗がん剤と言われる。

  • グルタミンは腸管粘膜の再生に有効。

  • 歯間には細菌がいてガス(メタンや水素)を出すので、食事前にも歯磨きやうがいをするとガスが減って消化管に入れなくて済む。

  • 果糖ぶどう糖液糖=コーンシロップ

  • 絹ごし豆腐はオリゴ糖が多いので避けるべき。

  • 肌の健康を保つには亜鉛マグネシウムが必要。亜鉛が不足すると肌が荒れる。

  • ビタミンB12神経細胞を保つ働きがある。ビタミンB12血中濃度が高いほど認知症になりにくい。欠乏すると記憶力の低下、うつ、しびれなどが起こる。

  • 脂溶性ビタミンE,D,Aの吸収は食事の脂肪に依存している。

  • 医師は動物実験のデータを鵜呑みにして患者に強要してはならない。

  • 断食するとケトン体が出る。ケトン体は脳の異常興奮を抑え、不安や緊張の脳波であるベータ波が減る。

  • 腸内洗浄は民間療法で医学的根拠はない。

  • 小腸は最大の免疫臓器。十二指腸→空腸→回腸。十二指腸は胃酸があるので無菌状態で空腸、回腸と進んでいくうちに腸内細菌が増える。

  • 消化管は一本の連続したホース。口、食道、胃、十二指腸、小腸(空腸)、小腸(回腸)、大腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)、肛門。

  • 小腸は肝臓から分泌された胆汁や膵臓から分泌された膵液を加えて、食物の消化分解を進める。

  • 現代の医学では身体のどこかに慢性的な炎症が起きていると老化を早めると言われている。

雑感

自分は20代の頃、慢性的な下痢だったので大腸内視鏡検査をしたが、異常なしだった。

過敏性腸症候群ではないかと言われ、イリボーやらコロネルを飲んでいたが大して効果がなかった。

ビヒダスヨーグルトを習慣的に食べるようになってから下痢はなくなったが、おならがよく出る。

足つぼマッサージに行った時に小腸が悪いと言われたので、自分の不具合は大腸ではなく小腸なのかなとふと思った。

この本によるとSIBOの治療は医師の下で医薬品や治療を受けることになっている。

自分でできることとしては食前に歯磨きしたり、天然の抗菌剤であるニンニクを摂取することかな。

断食でケトン体が出て、それが脳の異常興奮を抑えるというのは知らなかった。

俺は食欲が異常だからまたプチ断食をすれば精神が保たれるかな?

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ジムでのトレーニングよりプチ断食が体脂肪減少に一番効果がありました。

タウリンが不足するとミトコンドリアが働かないそうです。