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【NHKスペシャル】腸内フローラ10の真実

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印象に残ったこと

  • 水分を除いたうんこの3分の1は腸内細菌。3分の2は食べかすと腸の壁がはがれたもの。

  • 腸内フローラの乱れが肥満体質の原因になる。

  • 肥満の人の腸内フローラをもらったマウスは同じ量のエサを食べているにも関わらず太ってしまう。

  • 肥満させる細菌がいるのではなく、肥満を防ぐ細菌がいないと肥満フローラになる。

  • 肥満フローラではバクテロイデスというグループに属する菌の数が極端に少ない。これらの菌を外部から与えると肥満体質が治る。

  • 脂肪細胞は放っておくとどんどん肥大化していく。この脂肪細胞の暴走にブレーキをかけるのが短鎖脂肪酸

  • 腸内細菌が短鎖脂肪酸を作る→短鎖脂肪酸を脂肪細胞と交感神経が感知。→交感神経は全身の代謝を活発化、脂肪細胞は脂肪の蓄積をストップ。

  • 短鎖脂肪酸酢酸酪酸プロピオン酸の3つの総称。

  • 腸内細菌に短鎖脂肪酸を作ってもらわなくてもお酢を飲めば効果があるが、一時的。腸内細菌に短鎖脂肪酸を作ってもらった方が効果が長続きする。

  • 短鎖脂肪酸を作る細菌は食物繊維をエサにするので野菜を多めに食べれば、肥満フローラをやせフローラに変えていける。

  • エクオールはイソフラボンを腸内細菌が変化させることで生まれる。エクオールは肌のシワを改善する。

  • 腸のバリア機能を回復するには短鎖脂肪酸を増やす食物繊維の多い食生活をすればいい。

  • 動脈硬化は血管の壁にたまったコレステロールを白血球の一種のマクロファージが食べて、そのマクロファージの死骸がたまって血管の壁が盛り上がることによって起こる。

  • ヨーグルトを食べても菌は腸に住み着かない。ただし、食べ続けている限り一定の効果はある。

雑感

自分は腸内フローラが乱れているから太っているのかもしれない。

これから短鎖脂肪酸を増やすためにお酢と野菜を積極的に摂りたいと思います。

巷で酢キャベツが勧められていたのはこういうことか。

この本は腸内細菌の改善でうつ病が治るなどいろいろな可能性に言及しているけど、マウスレベルの実験なので参考になりませんね。