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【書評】旅館再生の教科書


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旅館再生の教科書

個人的にホテル経営に興味があります。

理由は2つ。

1つはビジネスホテルとして利用しつつ、休憩としても使えるホテルは単価も高いし、売上が結構あるのではないかと母乳を飲んだ時に思ったこと。

もう1つは既存のビジネスホテルがあぐらをかきすぎているのでもっと利用しやすいホテルがあればいいと思ったことです。

この本では旅館の話になっていますが、何か通ずるところがあると思ったので読みました。

ちなみに宿泊業は3大ブラック業種の1つと言われています。(あと2つは飲食と運送)

旅館も非効率なところが多いのは間違いないです。

印象に残ったこと

  1. 欠損法人の割合が最も高い業種が「料理飲食旅館業」。旅館単体で見ると9割が赤字。(平成22年度)営業利益は出ているが、バブル時代に作った借金返済で赤字なのが実態。

  2. 旅行マーケットがなくなることはない。グローバルに見るとアジアの国が豊かになるにつれて拡大するマーケット。

  3. 去年までと同じことをしていては売上が上がるわけがない。とにかくやってみるのが大切だが、赤字旅館はそれができない。

  4. 売上が右肩上がりの時代ではないのだから、利益を生み出すには経費を削るのが一番早いし、確実。細かい支出管理を行うことでチリが積もって大きなコストカットにつながる。

  5. 新しいことをするときは多数決をしない。(抵抗勢力が多いので)

  6. リピーターをつくれないサービス業はつぶれる。

  7. 旅館の営業は旅行エージェントを回ることだが、この体質を変えないといけない。テレビ、新聞広告のダイレクト広告が必要。エージェントに頼っていてはターゲットのごく一部にしか接触できない時代になっている。

  8. 毎月の借金返済額が利益見込額を上回っていないかなどキャッシュフローを細かく把握していない経営者が多い。

  9. 企業の場合、倒産を避けるために借金返済のためには任意整理がいい。貸した側も貸し倒れは嫌なので返せる額はもらいたい。借金を減らして債務者の売上を上げてもらった方が都合がいいので任意整理に応じる銀行も多い。

  10. 民事再生は法に則って借金を踏み倒せる。経営陣は離脱する必要はない。会社更生は経営権は管財人に引き継がれ、旧経営陣は経営から離脱しないといけない。

  11. 戦略は向かうべき方向性や行動の目標を指し、戦術はそれを達成するための具体的な方法。

  12. 部外者の言うことに新しいヒントがある。

  13. クレーム処理は謝って納得してもらうことではなく、それが二度と起こらないようにするためにどうするか考え、実行すること。クレームの元を断つことが肝心。1人のクレーマーの後ろには100人のサイレントクレーマーがいる。

  14. 人事異動は積極的にやるべき。専門性、独立性が高まると自部署の効率ばかりを考えて全体を考えなくなる。ひどいと他部署が手を抜いているから業績が上がらないと思うようになる。

  15. 経営者は常に現場を見る。

  16. ビジネスそのものが人間関係で成り立っている。人の魅力がないとビジネスの魅力はないし、成長することもない。

  17. 普通のことを普通にやるというのは手を抜かないということでもある。

  18. 意識改革は急ぎすると失敗する。新しいことをすると必ず抵抗勢力が生まれる。だから急がずゆっくり変えていくのがいい。

  19. AIDM(Attention,Interest,Desire,Memory)の順番で人はものを買う。

  20. 売上は客数×客単価で客数を上げる方がビジネスの常識。客数を増やすには新しい客を増やすかリピーターを増やすかのどちらかで後者を増やすのが常識。リピーターはAIDMのDから始めるのでダイレクトメールが効果的。

  21. 付帯売上を上げるにはディズニーに学ぶといい。シーでしか買えないダッフィーのぬいぐるみはいつも品切れなので買わないと損という気持ちになるし、ダッフィーの洋服も売られているのでついで買いされる。さらにダッフィーの友達のシェリーメイも置かれているので買われやすい。

  22. 感動体験とセットにすると財布の紐がゆるみやすい。むしろ感動しなければ買ってもらえない。

  23. 旅館の自販機は高いので付帯売上が伸びるわけがない。コンビニと同額にすればコンビニにわざわざ客が買いに行くことはなくなる。

  24. 旅館がある程度軌道に乗ったら日帰り客で売上を上げることも考える。

雑感

12,18. 今のバイト先で何年も働いているパートに対して正論をかましたけど、全く意に介せずだった。おだてて徐々にやっていくべきだったな。やはり人間力が足りなかった・・・。

17.頭文字Dでも似たような事を言ってたなw

「タイヤの負担をコントロールしてこそ一流。普通のことを普通にこなして、勝つのみだ!」by須藤京一@頭文字D

20.客単価=単価×販売量なので単価の高い商品をいつもより多めに売るといい。そうすると大幅な売上アップにつながる。これは実感した。

追記 2021/6/8

旅行のマーケットはなくなることがないと書かれていますが、コロナのせいで完全になくなってますね。

何が起こるかわからないのが現実です。