森田療法を始める
いつも行っている精神科とは別の精神科に行ってきました。
ここは森田療法を行っているということでそれを目当てに受診しました。
森田療法は神経症(強迫性障害、恐怖症性不安障害、パニック障害などの不安障害)、慢性化したうつ病に効果があるそうです。
5年通っている精神科でも自分の症状は森田療法が有効ではないかと言われていた。
この精神科でこれまでの妄想症状を話すと統合失調症より強迫性障害に近いと言われた。
うつ度を測る検査をやったところ中程度のうつに該当するらしい。
これまで複数の精神科に行ったり、カウンセリング*1を受けたりして対人恐怖やら騒音をどうにかしようとしているため症状が固定化してしまっているそうだ。
「幸せの青い鳥は遠くに探しに行ってもいない、幸せは自分の中にある。」*2と言われた。
騒音に対して過度に注意が集中するとその感覚はより一層鋭敏になり、その症状が固定化されることを森田療法では精神交互作用と呼ぶそうだ。
これは「注意と感覚の悪循環」という作用で、認知心理学などでも類似の説明がなされている現象らしい。
今の自分は症状に囚われている状態で森田療法では「あるがまま」になることが理想だそうだ。
今後はこの本を一緒に読んでいくそうだ。実は自分はすでに読んでいたw
また、1日の行動記録を書いて医師と一緒に振り返る作業もするそうだ。
薬物療法は効果がないと自分から言ったので処方しないことになった。
今日の診察代は3000円くらいでした。今日は初診と検査料が含まれているから今後はもっと安く済むかな。
この森田療法で考え方が変わって生き方が変わるといいな。
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今日の精神科医はこのページに書かれていることと全く同じことを言っていた。
あるがままとはどういうことかと医師に聞かれたので自分は「自然」と答えたが、このページによると「あるがまま」というのは、自然とは意味が少し異なるらしい。
森田療法の「あるがまま」とは、気分や感情にとらわれず、今自分がやるべき事を実行していく、目的本意の姿勢だそうです。