目次
印象に残ったこと
数学の勉強にセンスも勘も全く必要ない。数学のできる人は無意識のうちに解法パターンを暗記してるだけ。
数学は多くの問題を短い時間で暗記すればOK。問題を読んだらすぐに解答を読む。海馬は理解できないことを暗記できないので必ず回答の内容を理解すること。解答の内容をダラダラ暗記するよりも①~を変形②~に代入③・・・の公式④場合分け⑤~を求める。のように整理すると海馬への記憶の定着が良くなる。解き方が理解できたら参考書を閉じて頭の中で解答を思い出す。いちいち手で計算する必要はない。これだけで1問を5分位、1時間で10問くらいできる。
医学部志望者は医者になることを考えると生物を選択するべき。数学と物理は医者になってから必要ない。
英文法の問題集や英熟語の例文は音読すると暗記しやすくなる。口パクでも音読と同じくらいの効果がある。
勉強が嫌いだと思っていると、脳の中でノルアドレナリンが分泌して海馬の記憶力をダウンさせてしまう。プラス思考はβエンドルフィンが出てA10神経が活性化され、海馬の記憶力、側頭葉の過去の記憶、前頭葉の思考力がアップする。
走ったり歩いたりして運動すると脳血流量が増える。
雑感
著者は東大文二に入学後に東大理三に合格した医師。文系だったのにすぐに解答を見て暗記する方法で物理を2ヶ月ほどでマスターしている。それも東大理三に合格するレベルの・・・。
この本もすぐに解答を見て、覚えるというスタイルだった。小論文も暗記と言ってるから論文試験などもまずは暗記しようかな。
高校生の頃、数学が苦手で自分は頭が悪いと思ってノイローゼ気味になりましたね。
数学は暗記だと割り切っていれば、プラス思考になってもっと状況は変わっていたかも・・・。