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【書評】トヨタだけが知っている早く帰れる働き方

印象に残ったこと

  1. トヨタでは「忙しくて時間がない」ではなく「知恵がないから時間がない」「人が足りない、時間が足りないと言うけれど、本当に足りないのはお前の知恵じゃないか」と言われている。

  2. どの部署でも書類を作るのが仕事の大部分だが、実際には必要のないものがかなり含まれている。誰も必要としない報告書を5年間作り続ける事になった例があるが、それは時間と労力と紙の無駄以外の何物でもない。

  3. お客様の存在しない仕事、誰も必要としない仕事をムダとトヨタ式では定義する。

  4. 動作は作業とムダに分かれ、作業は正味作業(付加価値を高める)と付随作業(付加価値のつかない。部品を取りに行くなど)に分かれる。

  5. 飛び込み営業で頑張っても成約率が極端に低ければ、それは仕事をしたことにはならない。

  6. 成果を上げるためには何が成果につながるのかを考え、成果とは直接関係のないムダや付随作業を可能な限りなくしていくことが必要。

  7. 「これはムダ」と仕事を否定するときには「こういうやり方のほうが良いと思うのですが、どうでしょう?」と代案を示すようにする。いきなりムダと言われたら上司は心穏やかではない。

  8. 残業すればいいやという甘えが残業を作る。残業は無能の証明
    残業は無能の証明toyota

  9. 長時間の残業をしないといけない仕事が終わらないのは正常ではない。異常な残業には必ず理由がある。

  10. ビジネスは限られた時間で付加価値を生む仕事をどれだけできるかで評価が決まる。

  11. 書類探しで10分かかる時間というムダ、上司に報連相を怠ったためにやり直しするムダがある。
    トヨタの工場には物を探している人がいない。
    時間の掛かる仕事は上司にこまめに報告する。上司に催促されてから報告では遅い。報連相は会って話す。
    報連相をムダと考えて先に進むとあとになってやり直しなどのもっと大きな無駄になる。

  12. 自分がその仕事を終わらせるのにかかる時間を知る。

  13. 仕事の優先順位、整理はノートなどに箇条書きにする。仕事の優先順位が決まったら段取りリスト(Todoリスト)を作る。

  14. トヨタには書類はA3サイズの用紙一枚に簡潔にまとめるという不文律がある。

  15. 改革案などを考える時に机上で考えた案は現場で役に立たない。現場に行って、現物を見て、現場の人の話を聞いて考えることが大切。

  16. 初めてのミスなどは許されるが、怠慢、横着、不注意、手抜き、何度も繰り返すミスは許されない。

  17. ミス再発防止として書類作成でミスした場所を赤のマーカーで丸で囲む。(ミスの見える化

  18. ミスが起きた時、責任追及よりも原因追求を重視する。隠さない。今後気をつけるのではなくミスをしたくてもできないほどの改善をする。

  19. ~さんにしかできない仕事というのはほとんどなく、このような仕事の存在がボトルネックとなり、生産性の向上を妨げ、無駄を生む。

雑感

2.今のバイト先では誰も見ていない掲示を延々と作っている人がいる。生産性ゼロだよね。

7.自分はバイト先でこれは意味ないと結構言っているw 一応、質問形式で伺っているけど、対案まで出したほうがいいかも。

8、9.自分は残業する人は仕事ができないと思っている。仕事の割り振り、段取りが悪い証拠。

12,13.これは自然とやっている。

19.今のバイト先にも老害がいて、大した仕事をしてないのに専売特許のごとく自負している。

ということで俺ははっきりと「仕事をしろ」と言い放ってやった。

誰でもできる仕事を専売特許にさせると既得権益になって怠慢になるので厳しく対応しないと駄目。

結構仕事で当たり前のように実行していることが多いので仕事術みたいな本は今後読まないようにする。

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整理整頓をするだけで仕事は捗ります。

しかし、それすらできてないクソ企業が多いです。