「正面の理、側面の情、背後の恐怖」
意味は「正面から理論を並べ立てても人は動かない
そばに寄り添って情に訴えかけても人は動かない
人が動くときは背後で恐怖心を与えた時」。
人は死に関するイメージが植え付けられるとそれから逃れようと、何かのアクションを起こす。
誰かにルールを従わせたいと思ったら、死のイメージを抱かせる。
募金や寄付を募る時、もっともお金が集まるのは「この金額が集まらないと、〇〇は死んでしまいます」。
エトス、パトス、ロゴス
3つには順番があってエトス、パトス、ロゴスの順番になる。
最初にエトス(信頼)ありきであり、互いに信頼関係ができていなければ、 いくらロゴス(論理)で説得しても、人は動かない。
パトス(情熱)も同じで、まずはエトス(信頼)が必要。
その上にパトス(情熱)、最後にロゴス(論理)が乗る。
この順番は古の頃から不変。
雑感
最近、人脈の重要性を痛感してます。
信頼関係があると、話がうまく進みます。
自分のように理論や正論をいきなりぶちかますと、相手はブチ切れます。
背後の恐怖で人は渋々従うかもしれないけど、反感を買ってしっぺ返しを食らう可能性がある。
信頼関係のない相手に情熱をぶつけても冷ややかな目で見られるし、うざがられる。