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印象に残ったこと
フロイトは自分自身の行動を正当化する行動を防衛機制と位置づけた。欲しい車があっても経済的に買えないので、「車は所詮鉄の塊。軽自動車でいい」と負け惜しみを言って経済的な弱点をなかったことにする。
シャークケージ効果。恐怖から安心、そして恐怖の固定化。怒声を一瞬あげ、あとは菩薩のような優しさを演じると相手はこの人はキレたらヤバいかもという心理になる。
ハッタリでその背後に大きな何者かが存在しているのを匂わすと、上から偉そうな態度を取られることはなくなる。例:「常務がその言い方嫌いと言っていましたよ」
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偉そうな言動、態度を取る。
自身の行為の反省をしない。基本、他人のせいにする。
良心の異常な欠如(良心のあるフリはする)
慢性的な嘘つき
後悔や罪悪感がない
共感がなく、思いやりがない(思いやりのあるフリはする)
自分の行動に責任を取らない
口がうまく、表面上は魅力的
自己評価が高い
集団には情報に対してあいまいに反応してしまう本質がある。偏見に満ちた情報でも人が集まるとひとまず合意する。電話をしているふりをして気に入らない人の噂を話すと信頼を落とせる可能性がある。
相槌さしすせその法則。「さすが」「知りませんでした」「すごいです」「センスがいいですよね」「そうなんですか!」
人は他の人たちも自分と同じように考えているとみなしたがる。実際にはそんなことはない。
出世を目指すならば一貫性を持つべき。一貫性を通した先に経営者から嫌がらせやいじめを受けるようならば、その会社はブラック企業のワンマン社長。
人に好かれる人はミラーニューロン*1がよく働いている。ボクシングの試合をリラックスして見ていたのに、脳の中でボクシングの試合をしている選手と同じ筋肉の動きをする電気信号が発生している。
フィジカルトレーニングでメンタルを強くしたと豪語した男性が、目の前でテロが起きた時に我先にと女性を押しのけて逃げ、流れ弾がかすめただけでその場で失神したなんて笑えない話がある。
強いメンタルは愚直にやるべきことを守って愚直に実践することでしか身につかない。人間は3秒でしか判断しないので、服の値段の安い高いは全く関係なく、体にフィットしたものであれば、仕事ができそうに見えて、好感度が上がる。
BYAF「But You Are Free」最終的には自分で決めてくださいと最後にいれるだけで相手が説得される確率は2倍になる。
仲間意識は役に立つ(ビジネス利害がある)→同じ目的や目標を持つ→真の友情という3段階を経る。共通の敵を作ることでいきなり第2フェーズに飛ぶことができる。
いじめの首謀者はひとりでターゲットに行動を起こさない。必ず数人を集めていじめる。これは共通の敵を作って群れたがるパラノイア構造と呼ばれる。ただし、この構造は脆く長期的には向かないので仲間意識の3段階を経たほうがいい。
共通の敵を作った状態では集団内は暗示にかかりやすくなっているので個人のモラルは最低レベルに下がり、無責任なり、衝動的に行動するようになり、破壊行為が止められなくなる。
仕事ができるように思わせるには、メールのレスポンスを早くする、時間を守る、メモをとる、考えてから発言する、上司に相談をする。
雑感
2.シャークケージ効果はヤクザの手法だろうw
4.自分はサイコパスに若干あてはまっているな。
3,5.権力のある人の名前を使ったり、電話してるふりをして相手を乱すのを俺はよくやる。自然にやってた俺はやはりサイコパスかな。
9.よく脳は現実と妄想を区別しないと言われているけど、妄想しているだけだと電気信号が出るだけで現実に筋肉などが動くわけではない。想像などによるイメージトレーニングで精神病が治ったり、人生がうまくいくことは絶対にない。
13、14、15.共通の敵をつくることで絆が深まるというのはあるよね。 いじめは首謀者がいて、そいつの意向ですべてが決まる。この集団は周りが見えなくなって最悪、殺人にまで発展する。
教師は無能で役に立たないが、学校の先公どもはいじめが起きたらまず首謀者を徹底的に糾弾しないとダメだと肝に銘じろ。