頭のよさとはヤマを張る技術のことである
印象に残ったこと
いきなり過去問を読む。読むというのは,過去の問題を読んだあと、自分では解かずに解答、解説まで一気に読んでしまうということ。
簿記2級は工業簿記から勉強を開始するのが合理的。(難易度が低く、勉強時間も少なくて済むから)
司法試験の民法であれば物権の中の「担保物権」「債権総論」「債権各論の売買・賃貸借」の分野がヤマ。 著者は過去問は最低3回、難しい試験では5回復習するようにしている。1回目は過去問を解こうとしないで、一通り読んでどのような問題が出て、何を問われるかを知れれば十分。2~4回目は一通り出題範囲のインプットを終えた段階でチャレンジ。最後の5回目は試験直前期にやる。
過去問は年度別と範囲別があるが、過去問を5度見するにあたっては範囲ごとに分類された過去問集を活用することが大切。
過去問集でピックアップして載せている厳選過去問集は買ってはいけない。
厳選されていない範囲別の過去問集を購入したら、特定分野を集中して解くのがポイント。
論述式試験は採点基準に合致した事項を記述していく試験で、単なる穴埋め問題の感覚に近くなっていく。
民法の問題で「無断で」「勝手に」というワードがあればほとんどの場合は「無権代理」を導くシグナル。刑法の場合、「~がないにもかかわらず・・・と申し向け、その旨誤信させ」というワードがあれば「詐欺」を導くシグナル。 事例式の問題の解答で注意したいのは問題文の引用に解答スペースを使い過ぎないこと。得点できるのは自分なりの分析、評価の部分。