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【書評】AI分析で分かったトップ5%の社員の習慣

目次

印象に残ったこと

  • 意識を変える前に行動する意識を変えて行動するのではなく、行動を変えることによって意識が変わる。

  • 行動をしてみたら変化が起きたことを自覚し行動を起こすことに価値があるという意識に変わる。そうやって行動を継続していくと行動変容が習慣に変わる。

  • 逆算の思考法は優秀な人がもれなくやっている方法。まずは目標設定から適切に行う必要があるが、その設定した目標からどんどんブレイクダウンして今月やるべきこと、今週やるべきこと、今やるべきことを明確にしていく。

  • 95%の社員は逆算を意識して準備に多くの時間を要してしまいスタートが遅れてしまうが、5%社員は最低限の計画を作ってから動き始める

  • 優秀なリーダーは目的思考で行動派ですからまずスタートして途中でチェックポイントを設け、どんどん決めていく。
    一方、優秀なリーダーが存在してないプロジェクトでは基本設計や行動プランを練ることに時間をかけ、スタートが遅くなる。

  • なぜ忙しいのか?何かやめるべきことはないか?何に無駄な時間を費やしてしまったのか?など内なる反省を定期的に行い、その気づきは学びのを次の行動に生かしている。振り返る時間は15~30分程度。

  • トップ5%社員がよく使う発言は「いいね」「そうだね」「さすがだね」。相槌とうなづきで相手を承認する。

  • 5%社員は問題の話をする際にプランB(当初のプランが失敗した際のバックアッププラン)を持っている。

  • 個人に裁量権を与えて自らで考えさせ、率先して動くような組織が強い。

  • プレマックの原理。習慣化された行動の前に新たな行動をセットするとそれを実行しやすくなるという法則。

  • メンターは上司ではなく、ざっくばらんに相談できる先輩のような存在。著者はメンターが5人いる。

  • shiftspaceキーで半角スペースの入力ができる。

雑感

日本人って計画に力を入れ過ぎる。その資料作成に仕事のほとんどを使っている気がする。実際にやる時は下請けなどに丸投げ。

失敗した時のバックアッププランは想定した方がいい。

組織は個人に任せた方が強くなると思う。中央集権的なところは何か変化や問題が起きた時に柔軟に対応できないし、生産性が低いと思う。

プレマックの原理は使いたい。