賢く言い返す技術：攻撃に対する冷静な対応法

印象に残ったこと

攻撃に対して無抵抗でいてはいけない。
「醒めて、怒れ」by寺山修司。攻撃を受けたからといって、自分も感情的になりすぎて同じ土俵に立ってしまったら相手の思うツボ。
本当に追い詰められている人は感情を出せない。内向しすぎると感情の出口がなくなってしまう。
我慢していればいつか解決するは幻想。向こうが変わると思っていたら、こちらが破滅することになる。
「へえそうですか」「あら、まあ」とのんきな一言でスルーする。
中途半端な人ほど自慢したり、上から目線になったりする。
「自分で調べろ」と言われたら「わからないから聞いてるんですけど」と言う。
いじめの四層構造理論とはいじめは加害者と被害者の２者関係で起こるのではなく、傍観者＝見て見ぬフリをしている人と、観衆＝はやし立てて面白がって見ている人がいるという理論。この傍観者の割合が増えるほどいじめは起こりやすくなる。
攻撃されがちな人は物事をシリアスに考えすぎるところがある。相手はああ言っているけど、まともに受け取る必要はないという気持ちでいた方がいい。
過去は変えられないので昔のことを思い出してくよくよして落ち込むのは時間とエネルギーがもったいない。幸福こそ最大の復讐と思ったほうがいい。
自己評価が低いのは理想の自分のイメージが凄く高いから。比較しても仕方がないのにどうして自分はこうなんだと思ってしまう。そんな風に足りないものを探すのではなく自分が今持っているものを評価すればもっと幸せになれる。
わかりあえない部分はないという幻想をいだいていると、「こんなに話しているのに、どうして理解してくれないのか」と余計に苦しむのでわかりあえなくて当然だと考えるくらいが丁度いい。