ここで言うズルい外来とは何かと言うと、
具体的には、
「再診料を稼ごうとする外来」のことです。
「具合どうですかー?変わりありませんか?血圧もいいようですね。それじゃあ、また○か月分薬を出しておきますねー」
という10秒程度の外来診察のためだけ*1に、 ただただ、薬をもらうためだけに外来に通っているという患者さんも少なくないと思います。
ここで、ポイントなのが、
薬を出す量を1か月分から3か月分程度まで、 医者が選べるということなのです。
ひどい病院、というか診療所では2週間分しか薬を出さないこともありますから、 そうすると患者は24回も病院に通わなければなりません。
再診料は受診するごとに計上されますから、 薬を出す量を少なくすれば少なくするほど、患者が頻回に病院を受診し、
病院の収入は増えるのです!!
調子を聞いて薬を出すだけの精神科にものすごく疑問を思ってた。
俺は現在2週間に1回精神科に通っているが1ヶ月に1回でいいな。
次回からそうしよう。
この国の医療費抑制にも協力できる。
*1:精神科は5分以上診察しないと「通院精神療法」という項目を請求できない