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【書評】IGF-1と血流を増やせば髪はみるみる生えてくる

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目次

印象に残ったこと

  • 過度なストレスがかかると、自律神経に大きな支障を与え、副交感神経の働きが低下。そのために血流を増やし、毛根の働きを活発にするIGF-1が減ってしまう。この結果、頭皮に十分な血液が行き渡らなくなる。

  • 過度にストレスがたまると、ホルモンや自律神経のバランスが崩れ、IGF-1が減少し、ヘアサイクルが乱れ、脱毛する。

  • ストレス→交感神経が働き、血管が収縮→その後に副交感神経が働いて優位になると虚血(血液が十分に供給されない状態)となった組織に血液が流れ込み、活性酸素が生成される。
    この活性酸素が血管内皮細胞という細胞膜に傷をつける。
    血管内皮細胞はIGF-1を作る過程で重要な役割を担うので大量の活性酸素IGF-1の産生を低下させる。

  • 円形脱毛は精神的ストレスが原因と思われているが、自己免疫疾患(体の一部を異物とみなして攻撃してしまう病気)。

  • なんらかの原因で皮膚に炎症が起こると、血液中のリンパ球は炎症の原因となっている異物に集まるが、円形脱毛症では異物ではない毛包にリンパ球が集まり、敵ではない毛根に攻撃を仕掛ける。

  • 円形脱毛症治療(紫外線、あえてかぶれさせる)、民間療法、漢方、鍼灸治療は効果は期待できない。

  • 免疫異常を是正するIGF-1を内側から増やすことで根本的に改善する。

  • 医薬部外品は医薬品より効果が緩やかなもので、厚生労働省が許可した効用のある成分が一定の濃度で配合はされているものの、医薬品と違って病気の治療効果は認められないもの。
    ほとんどの育毛剤医薬部外品で髪の毛が生える効果は保証されていない。
    厚生労働省認可と明記した育毛剤厚労省が認可した成分が入っているが、髪が生えることを保証したものではない。

  • ミノキシジルは本来、血圧を下げる降圧剤なので、内服すると顔のむくみなどの副作用が出る。

  • フィナステリド5α-リダクターゼを阻害する働きが脱毛を抑制するが、現在の抜け毛を予防する効果しかなく、髪を増やす効果はない

  • ヘッドスパは知覚神経刺激効果があるので、体の内側からの治療と並行すれば、ある程度の効果は期待できる。

  • 成長ホルモンによってインスリンによく似た構造のタンパク質IGF-1(Insulin-like Growth Factor-1)が増える.

  • IGF-1は肝臓などで生成され、体細胞を成長させたり、組織を修復したりする。
    母乳にも含まれているほど私達の体にはなくてはならない成長因子。

  • 血液が血管の中で固まって血栓ができると、血液によって運ばれている酸素や栄養が届かず、組織が壊死してしまい、脳梗塞心筋梗塞などの病気を引き起こす原因になる。

  • 凝固因子であるプロトロンビンが活性化されたものがトロンビン
    トロンビンの働きを抑えるのがアンチトロンビンというタンパク質。

  • アンチトロンビン血栓を作らない、血流を増やす働きがある。
    アンチトロンビンが血管周囲の知覚神経を刺激することで、血流増加作用を有するIGF-1を増やす。
    知覚神経は痛みや熱などの刺激を脳に伝える血流増加作用を持つ末梢神経。

  • カプサイシンイソフラボンが薄毛に効果あり
    1回の服用量は、カプサイシントウガラシで約2g分イソフラボン豆腐で半丁分5ヶ月経過した時、被験者の血中IGF-1濃度が上昇。

  • ニンニクに含まれるS-アリルシステイン、ショウガに含まれるジンゲロール、カレーの黄色成分であるターメリックに含まれるクルクミン、コショウに含まれるピペリンなどのスパイス類でも知覚神経を刺激してIGF-1を増やすことできる。

  • キムチ、納豆などの発酵食品、コーヒー、チョコレート、適量の日本酒、赤ワインなどもIGF-1を増やす。

  • 42℃の高温のお風呂、二酸化炭素や超音波、マイクロバブルのお湯に浸かったりすると確実にIGF-1は増える。

  • 青色光は知覚神経を刺激するのでIGF-1は増える。頭部に直接照射しないでも顔や上半身に照射することで足りる。

  • ミノキシジルは外用育毛剤として塩化カルプロニウムが含有した物が販売されている。塩化カルプロニウムには知覚神経を刺激する作用があるが、著者の実験ではカプサイシンなどに比べると、効果はかなり低い。

  • 活性酸素を無害化する代表格がポリフェノール

  • 抗酸化作用が強いケルセチンカテキンビタミンCビタミンEに比べてタキシフォリンはケルセチンの1.5倍、カテキンの1.8倍、ビタミンCの7倍、ビタミンEの11倍抗酸化作用がある。

  • タキシフォリンには抗糖化力がある。高血糖状態が続くとタンパク質と糖が結合して、肌ではシミやシワを招く。

  • 著者の薄毛治療法は一言でいうと、知覚神経を刺激することでIGF-1の産生を増やして育毛を促進して、薄毛を改善する方法

  • カプサイシンイソフラボンにに加えてタキシフォリン含有のサプリもIGF-1を増やす。

雑感

円形脱毛症治療(ステロイド注射、紫外線療法)を1年以上やっているけど、完治しない。

8月から今に至るまで皮膚科に行っていない。

そろそろ再開するか。

ハゲは簡単に克服できないと思う。

医療で解決できるならば、世の中にハゲの金持ちやハゲの医師はいないと思うw

現実はそうではないw

最近は植毛が流行ってきているようで、YouTubeで回復している人を見かけたw

豆腐にキムチ、納豆にキムチはかなり前からやっていた。(イソフラボンカプサイシン

この本だとカプサイシン一味唐辛子小さじ1杯分と書かれていたので、もっと量を増やしたほうがいいと思ってパウダーの一味唐辛子を豆腐にかけて食うようになりました。

タキシフォリンのサプリも試しに始めてみました。

値段が高いですが、先月と先々月のアマゾンアフィリエイトでアマゾンポイントを大量にゲットできたので買えました。

1ヶ月は試してみたいと思います。

母乳IGF-1が含まれているようなので積極的に飲んでいきたいと思いまぁ~す。

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↑同じ著者の本。