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【書評】60歳起業論【シダックス代表志太勤】

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60歳起業論 byシダックス代表志太勤

印象に残ったこと

  • 経営者にとって最も大切なことはアンテナを高く掲げること。アンテナの先端には高感度のセンサーをつけたい。

  • チャンスを前にした時に人は4つのパターンに分かれる。
    1つは目の前のチャンスに気が付かない人、2つ目はチャンスに気づくが行動しない人(評論家)、3つ目は行動だけはするが、真剣に取り組まない人、4つ目はチャンスをものにする人。

  • 高感度センサーは時代感知能力。時代変化の兆しは現場に現れるので自らも現場に足を運べ、現場を知れと肝に銘じてきた。

  • 会社は何らかの問題を解決するためのノウハウを蓄積した集団。問題を解決して対価を得る。努力に対して社会が還元してくれる。問題解決のための行動が事業活動。

  • 社会にどんな問題があるか、人々は何を欲しているか、どうすればその問題を解決できるか、効率的な問題解決の方法はないかを考え出して事業化するのが起業

  • 松浦勝人氏(当時23歳)はアルバイトでレコード店で働いてた。そのマニアぶりに鈴木壱成氏(当時33歳)が注目して2人は1988年4月に東京都町田市にCD卸販売会社エイベックスを設立。エイベックスは依田巽氏(貿易業務が得意)を得て飛躍的に拡大。

  • 節税はやめて、経理はガラス張りにして税金を払える会社にする。

  • ブックオフ創業者坂本孝氏は50歳の時に相模原市千代田に一号店をオープンした。定価の1割で仕入れて半値で売っていた。

  • 坂本氏はこれまでの成功と失敗を基に、現場の知恵を大切にすること、財務的なシュミレーションをしっかりすること(一定期間売れない本を100円にするなど)、地域・社員のために仕事をするということをあげている。

  • 坂本氏はブックオフ創業前にロードサイドにオーディオショップをオープンしたが、5年後に会社を清算

雑感

シダックス創業者が書いた20年以上前の本。

この時代から日本は閉塞感が漂っていると書かれていたw

シダックスの流れは書かれていない。