99%の会社はいらないby堀江貴文
印象に残ったこと
幸せの尺度は人によって違う。レジ打ちのバイトで豊かな生活はできないが、自分の時間があることで幸せと感じながら一生を終える人もいる。
良い大学に入り、一流の大学に入るのが人生の指標になっている。一流の会社でなくても正社員になることが大事だと考え、会社にさえ入れば年功序列で昇進していき、給料もそれなりに上がり、それで一生安泰だと思っている。しかし、それは高度経済成長期のわずかな期間に存在した昔話でしかない。
これからは会社勤めに厳しい時代がやってくる。今後の日本は少子高齢化が進み、労働人口が減っていくのだから給料が上がっていくわけがない。
ライブドア時代、BYOD(bring your own device)を採用していた。会社の経費でPCが買えるとなると、業務に必要のないハイスペックパソコンを購入する社員が出てくるため。
そこで毎年一定額の補助を出して業務に必要なパソコンを買うようにしてもらった。毎年10万円の補助であれば、5年間同じPCを使い続ければ、まるまる50万円が浮くというインセンティブを与えた。興味のあること=ハマれるもの=遊び=仕事
起業というのは好きなことを仕事にするためのツールであり、その仕事を大きくするためのツールが上場。起業や上場が目的になってる人は最初からメジャーな場所を狙っている。最初からメジャーではなくマイナーな場所で高収入を目指すほうが安定して、苦難が少ない。
興味の赴くままに好きなことにハマると、それが後で思いがけないものにつながる。ハマっている時はその知識がいずれ何かの役に立つなんて考えてもいないし、そもそも将来を見据えて事前に何かにハマるなんてことはない。後からその点をつなぎ合わせて線にしていけばいい。気がついた頃にビジネスにつながっているはず。これからの時代、仕事を得ていくのは遊びの達人。
今の時代を生きていくために、受験科目の勉強はいらないものになっている。むしろお金の仕組みや社会の仕組みのような知識を教育するべき。今の教育現場には実際に社会に出て役立つ簿記や生き方学、暗号通貨の仕組みやインターネットの概念的なモデルなど本当に教えなければならないこと、これからの時代を生きていくために必要な知識を教える場が少ない。
雑感
俺はもうサラリーマンにはなれないし、なろうとも思わない。
正社員が安泰というのは大企業のみの話だと思う。大企業はこの先も安泰だと思う。
自分がハマってることはやはり健康とか運動だろうな。あとはネットサーフィンとエロ。
水泳は高齢者に教える仕事で飯を食っていけそうな気がする。トビオとかジムのプールで多くの高齢者に泳ぎがうまいって声をかけられるからね。
高齢者向けの健康事業は絶対に将来性があると思う。健康関連事業はペテン師が多いからなおさら勝てる気がする。
とにかくやってみたいと思ったらいろいろ挑戦してみることだね。俺はすぐに興味をもつんだが、実際にやってつまらないとすぐにやめるw
トライアスロンは金持ちのスポーツだと思ったのでやめた。(いい自転車に乗ってる奴が有利)
料理教室も4ヶ月で辞めることにしたし。(必要になったら自炊すればいいと思った)
簿記だがホリエモンはライブドア社長時代に書いた本でも「簿記3級レベルの知識は必要」と言っていた。*1
簿記は大事なんだろうな。簿記3級は持ってるけど、2月に簿記2級にまた挑戦するか。