長野の限界集落に「大麻コミュニティー」、移住者22人逮捕
http://www.sankei.com/affairs/news/161126/afr1611260010-n1.html
長野県に“大麻集落”があった-。同県内の「限界集落」と呼ばれる過疎地域に移住していた男女22人が大麻を所持していたとして、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部などに逮捕された。自宅などからは乾燥大麻約8キロなどが押収。人目につかない環境を悪用して、ひっそりと大麻コミュニティーを形成していたようだ。地元からは怒りの声も上がっている。
一斉捜索で逮捕されたのは長野県池田町の林業、荒田裕(48)と妻の久子(36)、同大町市の自営業、衣笠秀喜(48)と妻の朱美(45)、米国籍で職業不詳のジャクソン・マイケル・ディビッド(47)の各容疑者ら27歳から64歳までの22人。中には静岡県湖西市に再移住していた夫妻もいた。うち9人の自宅などから、乾燥大麻8キロと大麻草7本が押収された。
麻薬取締部によると、22人は東京都や神奈川県などから移住し、地域で「信州申まつり」と名付けた音楽イベントなどを定期的に主催。移住時期は人それぞれのようだが、そこで「大麻コミュニティー」を形成。大麻を乱用し、栽培を手掛けていた疑いがある。
長野県は「移住したい都道府県1位」と呼ばれ、昨年度も首都圏などから927人が補助制度などを使って移住。大町市でも4年前から約90世帯を受け入れてきたが、同市職員は「大町市で捕まった11人は補助金などの申請もしておらず、知らなかった。市街地ではない山間部に勝手に住み着かれては、対策のしようがない」と漏らす。
浜松市もシェアリングエコノミーといって、過疎地の集落などを開放したりするみたいだが、こういうのが来ないようにちゃんと審査、監視しないとダメだぞ。