印象に残ったこと
断糖でインスリンを抑制すると脂質代謝のスイッチが入り、体内でケトン体(βヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンの総称)が作られる。
インスリンが常にだらだら出続けている状態が肥満の最たる原因。
あらゆる炎症が肥満の原因になり、代謝を阻害する。炎症を抑えるには桁外れのビタミンCが必要。
脂質代謝に必須のカルニチンを生合成するにはビタミンCが欠かせない。不足すると脂肪をミトコンドリア内部に運搬できない。ビタミンD単体で摂取するとビタミンKが不足する。
クロレラは金属を解毒する効果があると言われる。
カルシウムが多く、マグネシウムが不足すると交感神経が優位になる。
経口ではマグネシウムは吸収されづらく、エプソムソルトでも経皮摂取するとよい。市販の容量は薄いので2割増しくらいがいい。オートミールは毎日摂取すると視床下部ニューロンに神経損傷を与える。
水風呂は自律神経を整えるだけでなく、肥満防止、長寿にも有効。
寒冷刺激によって白色脂肪細胞からベージュ脂肪細胞に移行する。これが減少すると肥満の原因になる。
著書の金森さんはサウナに8分、水風呂に8~10分繰り返し入っている。短時間睡眠は代謝に悪影響を及ぼし、慢性炎症を悪化させる。
睡眠時間が足りないと食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌が低下し、職職を増進するホルモン「グレリン」を増加させる。
糖の依存性、中毒性はコカインより強い。
元々肥満で減量に成功した途端、慣れない運動をしたことで血栓が脳や心臓に飛び、詰まりを起こしたケースがある。
ホモシステインは血中に存在するアミノ酸の一種でグルタチオン、タウリンなど解毒に関わる物質を合成する材料。加齢、ビタミンB不足、喫煙、コーヒーで増加する。
血中ホモシステイン濃度が高いと動脈硬化が起き、脳卒中や心疾患のリスクが高まる。
ホモシステインを蓄積しないためにはビタミンB6、B12、葉酸によって代謝を促す必要がある。
雑感
代謝を回すためにナイアシン、ビタミンCがかなり必要らしい。
巷でナイアシンフラッシュ、ビタミンCフラッシュと言われているのはこういうこと。
クロレラにしろエプソムソルトにしろ俺は2010年頃にすでに利用していた。
クロレラは解毒作用があると読んだことがあったし、エプソムソルトはUFCの選手が水抜きで使っていた。
サウナ、水風呂は賛否両論があるが、この本では寒冷刺激が肥満予防にいいので水風呂はいいものとされていた。
ビタミンC、マグネシウムは多めに取ってみたいと思います。
オリゴスキャンまではやる気がしません。