31歳ニートの今後
smartnewsに京大を休学して復学した人のブログがあった。
それからいろいろ調べて行ったら、文学部を卒業→大手電機メーカーで3年働く(結婚もする)→1年受験勉強して国立大学医学部に入った女性のブログを見つけた。
理系の俺からすると国立医学部はマジで難関。1年で入れるのがすごい。
自分の過去を思い出して非常に自己嫌悪に陥った・・・。
高校生、浪人、大学生の頃
県内で1,2位を争う進学校に入学したと同時に自分の将来について考えた。自分なりに情報収集をした。当時はインターネットを使ってなかったので進研ゼミとかZ会の情報誌を読みあさってた気がする。
だけどなかなか見つからなかった。普通の学部を卒業したらサラリーマンになるだろうと思ったので専門職のほうがいいだろうと漠然と考えていた。
高校生の時に飼っていた犬が死んだ。捨て犬で引き取ったばかりだった。
世の中にはたくさんの捨て犬がいる。専門家になって犬を助ける仕事をするのがいいかもしれないということで獣医を目指すに至った。
メンタルが非常に弱いので一発勝負のセンター試験は自分にとってかなりきつかった。
現役は当然のごとく点がとれず、浪人。
浪人時は自分でもかなり勉強したと思ったもののセンター試験の得点が現役の時とほとんど同じ点数だった。
その時に自分の頭の中で何かが破裂した。
何をやっても俺はバカだから無駄だと・・・。
その時から勉強なんかやってられないと思い、2次試験の勉強をしなくても確実に入れる国立大学を選択した。
今思えば高3の頃からすでに精神がおかしかったと思う。いわゆる受験ノイローゼだ。
大学に入って気持ち新たに頑張ろうと思ったが、別に興味がある学科でもない上、まあ授業がひどいこと・・・。
すぐに大学に行く気が失せた。
結局、必要最低限しか大学に行かず、サークルにも所属せずアパートでひきこもった生活を3年間した。
大学4年生の時は実家に帰った。
就職もこれまたやりたいことが見つからず。
親が公務員試験を受ければとすすめたが、直前になって受験せず。
ニート生活
それから現在に至るまでニート。
足の甲を粉砕骨折して7ヶ月自宅療養したこともあった。
入社試験を受けて正社員になったこともあったが、2週間で辞めた。
アルバイトを時々した。
いろいろなアルバイトをしたけど、肉体労働系は基本的にブラックだと感じた。人に命令されるのが嫌だということにも気づいた。
オフィス系の仕事では比較的重宝されたので、自分はこういう方が合っていると感じた。
そして非正規社員は当然のことながら贅沢できるような暮らしはできないと実感した。
公務員試験もほとんど勉強してないのに受験した。3回受けて3回とも筆記試験で合格したものの面接で落ちた。
3回目の不合格を受けて、これは一生アルバイトだなと思った。生きていても苦しいだけだと思ったので自殺を決意した。(他にもいろいろな要因はあったけど)
身辺整理をしてる時に涙が何回も出た。
ある日、母親が俺の部屋のメモに気づいて息子が自殺しようとしていると気づいた。
ニートの時に自分で精神科に行ったことはあったが、これをきっかけに両親に精神病院へ連れて行かれた。
今後
今思うと高校生の時に獣医を目指したのが間違いだったと感じる。
それにしてもなんて無駄な時間を過ごしてきたんだろう・・・。
本当に萎える。
俺はどうなるのだろうか・・・。
今は自殺しないように生きるしかない。
とりあえず今日感じた自己嫌悪は精神科に伝えようと思う。