【書評】できれば服にお金と時間を使いたくないひとのための一生使える服選びの法則
印象に残ったこと
ファッションの良し悪しはシルエットに大きく左右される。サイズがちゃんと合っているシンプルな服さえ着れば、その服はとても良い物に見える。
清潔感にとって重要なのがサイズは身体に合っているかどうか。ブカブカの服はだらしなくみえるし、不潔に見える。
ネイビーのジャケットは必須アイテム。ベージュのような薄めの色は膨張して見えるため着こなすのが難しい。
ジャケットを羽織る場合、シャツの裾はパンツの中に入れたほうがバランスが良い。
コートの着丈の長さは膝の位置より長いと野暮ったい印象になるし、おしりが見えるくらい短いと子供っぽい印象になる。目安としてはももの中間あたりに着丈がくるとバランスがいい。
シンプルなシャツは無地の白シャツ、デニム地のシャツ、ギンガムチェックかストライプの柄物シャツ以上の3種類。予算に余裕があればそれに加えて無地の淡いピンクのシャツ。
シャツの襟がボタンダウンとカッタウエイのシャツがおすすめ。
シャツの着丈がおしり半分くらい隠れるものならば出して問題ないが、これより長くなる場合はボトムスの中に入れたほうがいい。
理想の身幅は両脇を軽くつまめるくらいのゆとりがあること。これ以上大きくなると野暮ったい印象になる。
Tシャツもシンプルなものがいい。ボーダーの間隔が広すぎると着こなしが難しくなるので適度な間隔のボーダーがよい。
ニットとはセーターやカーディガンのこと。
ホワイトジーンズはどのようなトップスにも合わせられる万能なアイテム。上に紺のジャケットを合わせても良いし、デニムシャツとの相性も抜群。
パンツの裾部分が大きくたわむと野暮ったい印象になるので軽くたわみができるくらいのハーフクッションがおすすめ。
男性が揃えておきたいのはスエードの革靴とスニーカーの2足。大人のファッションに似合うスニーカーはニューバランスのM996やM1400。色はネイビーやグレーを選べばどのようなコーディネイトとも相性がいい。
[asin:B000072LMY:detail]男性ならメッシュベルトがおすすめ。色は焦げ茶か黒。ユナイテッドアローズなどで取り扱ってるアンダーソンズのメッシュベルトがおすすめ。
ベーシックな色の服は流行に左右されないので長く着られる。ベーシックな色はネイビー、グレー、白、ベージュ、淡いブルー、焦げ茶、黒が該当。
メガネのおすすめはブラウン系のセルフレーム*1。肌に馴染んで自然に顔に溶け込む。黒縁のセルフレームは流行してるが、くっきりとした印象が出過ぎるのでできれば避ける。
ポロシャツは白や明るめのグレーだと老けこんで見える場合がある。ネイビーがおすすめ。夏場は淡目のピンクやブルーもいい。 シャツやTシャツは消耗品と考えるべき。3年前から着ていて、ちょっとでもヨレている感じがするなら迷わず手放す。
1000円カットや床屋はおすすめできないので美容室へ行くように。オーダーの際に芸能人の名前を出したり、写真を見せたりするのは恥ずかしいかもしれないが、オーダーの際に恥ずかしい思いをするのと、日々の生活の中でイマイチな髪型をし続けるのと、どちらが本当に恥ずかしいことなのか比べるべき。髪型で大切なのは美容室で髪を切ること、オーダーの際には具体的な参考例を美容師に見せること。
コーディネートを見慣れることが大事。有効なのはファッション誌を読むこと。おすすめはBegin(カジュアル寄りだがベーシックなアイテムの紹介が多い)とMEN's CLUB(ジャケットを着用した大人の休日スタイルの提案が多い)
雑感
この本で紹介されてることに従うならお金がかかります。
ユニクロなどのファストファッションを着こなす方法が紹介されてると思ったらユナイテッドアローズ推しがすごい。
おまけに2万円以上もするニューバランスを薦めてる時点でお金がかかるだろ。
自分は服におしゃれは必要ないと思うし、機能性を重視するのでこの本は微妙だった。
サイズが合わないとだらしなく見えるというのは、自分がまさにそうなので気をつけたい。
ホワイトジーンズは中学の頃に着てたが、また着てみようかな。そして裾直しの時に「ハーフクッションで!」と言ってみるかw
メッシュベルトも買ってみよう。もちろん安い物。上で紹介されてるのはやはり高い。
メガネは最近黒縁のフレームを買ってしまった・・・。確かに似合ってないんだよね・・・。
この本では1000円カットを批判してるが俺も激しく同意!
美容師の中には芸能人などの写真を見せてもできないと言う奴がいるから困るんですけど。
提案もできないのかよと。
追記 2016/7/25
さっそくユニクロでメッシュベルトを買ってみました!
今日は買わなかったけど、ホワイトジーンズは秋以降に挑戦するつもりだぜ!!