印象に残ったこと
「貯蓄代わりの保険に加入する」「できるだけ早く家は買う」という常識が今では効果的とはいえなくなった。
10食食べて、1食無料となるポイントは11回分の値段を10回で得られることだから9.1%の割引に該当する。
銀行口座2つ(生活費口座、貯める口座)+証券口座1つ(増やす口座。原則下ろさない。)、銀行口座3つ(生活費口座2つ、貯める口座)+証券口座1つ
クレカ利用についてはさみだれ式支出は避け、定期的に発生する支出(固定費)と臨時の高額支出に集中させておきたい。
子供が大学卒業までの養育費は約1640万円。
公立幼稚園→公立小学校→公立中学校→公立高校→国立大学で約785万円。
人生3大支出は教育費、マイホーム購入、定年退職後の生活費。
毎月約1万2千円を40年間を金利1%で積み立てると717万円。2%で積み立てると893万円。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用成績は2001年から2017年で年率3.39%。2001~2016年で年2.89%。
NISA・・・投資した年から5年目の年末まで運用収益が非課税。6年目に新たな期間のNISA口座に移すこと(ロールオーバー)で最長10年間、非課税で運用できる。
つみたてNISA・・・投資した年から20年目の年末まで運用収益が非課税。ロールオーバーはなし。非課税枠で購入した商品を売却すると売却分の非課税メリットは終了。
iDeCo・・・運用収益が非課税で積み立てた掛け金が全額所得控除になり、所得税と住民税が安くなる。運用中に他の商品に買い替える手続きが何度も可能で繰り返し非課税で運用できる。60歳まで解約できない。
NISAとつみたてNISAはどちらか1つしか開設できない。通常のNISAで積立投資することも可能。
投資で早く結果を出そうとする人ほど、価格が下がっている時に積み立てを中断してしまったり、損が出ているのに売り払ってしまう。しかし、これは最悪の投資パターン。
値上がり、値下がりした時に後悔しないのは一部を売買する。
国民年金の学生特例は未納にならないが、加入年数が40年から38年になる。これは老齢基礎年金が生涯5%減るということ。
65歳を過ぎても働いている人は65歳から受給を始めず、1ヶ月単位でもいいので年金受取り時期を遅らせると、最後の最後で増額できる。
1500万円あるならば、老後を25年と考えると毎月5万円くらい使える。2000万円あるならば、老後25年と考えると毎月6.6万円使っていい。
老後の生活費を年金でまかなうことができれば、自分の資産で楽しみに出費できる。
雑感
私は現在、ATMで下ろす用口座、決済用口座(デビットカード)、貯める口座、証券口座を利用しています。
GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行はGMO証券、SBI証券とリンクすると金利が銀行普通口座より高くなります。
そこで毎月数千円程度貯めています。
これをつみたてNISAにしてもいいかなと思った。そしてこれをジジイになるまで積み立てて下ろさない。
こういう本でよく複利の効果が示されるが、GPIFでさえ年利率3%なのに素人が3%も塩漬け積み立てで得られる訳がない。
せいぜいよくて2%だろ。個人的には1%が関の山だと思う。
年金がもらえる65歳の時にリーマンショックみたいなことが起きるとシャレにならん。
私は公立幼稚園→公立小学校→公立中学校→公立高校→国立大学でした。
国民年金学生特例分を追納しない選択をする人が結構いる。
月々の支払い年金額を15000円として、2年間払わないと36万円浮く。(払わない人の主張の1つにこの36万円分を~%リターンがある投資に回せばいいというのがある)
しかし、追納しないと65歳になった時に満額でもらえない。
現在の年金額78万円で考えると、78万円×38/40=74.1万円になる。年額で3.9万円、月額で3250円少なくなる。
3250円×111ヶ月=36万750円なので65歳から9年3ヶ月(111ヶ月)で元が取れる。
74歳前に死ぬ人は学生特例を払わなくてもいいかも。
ちなみに俺は学生特例分を追納しました。(国民年金の支払は社会保険控除に使えるので)
この時代、70代でもバリバリ働いている人が多い。俺のバイト先にも70歳のおじいさんがいる。
普通に若い。
ただ、80歳近くなると体力はもちろん判断能力も鈍るのでお金をたくさん持っていてもしょうがない気がしている。(自分の意志で使えなくなる)
受給額が減ってもいいから60歳から年金を受け取ろうかなとちょっと思っている。
まあ、老後なんてまだ考える年齢じゃないが、父親の相続を経験して老後に800~900万円は持っていた方がいいと実感したのでシコシココツコツ貯めます。
借金を数年前に経験してよかった。
借金で痛みを感じなかったら貯金をするという発想に至りませんでした。
40代、50代になってキャッシングしてたら人生終わってたなw
年収も劇的に少ないので徐々に上げていきたい。
追記 2022/4/27 学生特例分を追納しないと、将来受け取れる年金額はどのくらい減るの?
自分なりに学生特例分を追納しない場合の計算をしましたが、正解でしたね。
こちらの記事とほぼ同じ計算結果でした!
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a910dd5f2d4431da2f2248f79b178b3bdb81897
仮に大学生のときに2年間(24月)保険料を猶予されていて、その後、追納をしなかったとすると、国民年金の全加入期間480月のうち、保険料を納めたのは456月となり、将来受け取れる年金は74万1855円に減額されます。
満額の年金に対して最大で年間3万9045円、1ヶ月当たりでは約3253円の減額です。