自律神経チューニング術 Tarzan
Tarzan(ターザン) 2016年 7月14日号 [自律神経 チューニング術]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2016/06/23
- メディア: 雑誌
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印象に残ったこと
ホメオスタシスを支える3本柱はホルモン分泌を司る「内分泌」、体を防御する「免疫」、内臓や組織の働きをコントロールする「自律神経」。*13本柱のコントロールタワーに当たるのは脳に存在する視床下部。
視床下部は植物脳。視覚神経や運動神経などの動物脳とは区別される。
視床下部が自律神経の司令塔だが、厳密に言うと大脳辺縁系や大脳皮質の一部がさらに上位のコントロールタワー。 内臓をはじめとする体の様々な部位からフィードバックされる知覚情報の一部は大脳辺縁系からの情報とともに、大脳皮質の島皮質という部位で統合される。島皮質はこめかみ辺りにある大脳皮質の一部。
視床下部、大脳辺縁系、島皮質などの総称をCAN(central autonomic network)訳して中枢神経網という。視床下部は脳の深部だが、大脳皮質は脳の一番外側にあり、認知症や脳梗塞で大脳皮質の機能が損なわれると自律神経の働きが低下する可能性が高い。
マインドフルネスとはいまここに集中すること。注意の向きをコントロールして、自分の感情などに気づく力をつける方法。
マインドフルネスは行動、思考の前段階である注意を変えることで思考や行動を変えようとする。
マインドフルネスは科学的手法。ヨガ(呼吸を整え、ポーズに集中して自分の内面に変化を得ようとする方法)や禅と大もとの部分は同じ。
筋トレと同じで脳もすぐに変われない。古典的なマインドフルネス・ストレス低減法では毎日20分のトレーニングを8週間行うことで効果が実感できるとされている。
最新の研究では瞑想によって大人になってからでも脳の構造が変化することがわかっている。
臭いが強くシャツを汚すような汗は熱をこもっている。そういう時は暑気あたりを解消するゴーヤ、体の熱を冷まし余分な水を排出する冬瓜がよい。キュウリも体を冷ます。
雑感
島皮質は初めて知った。
瞑想が脳にいいとはこのブログで何回も紹介しているが、なぜか瞑想は習慣にならない。東京にマインドフルネスの教室があるみたいなので今度東京に行った時に行こうと思う。
自分は汗が臭いからきゅうりを積極的に食ってみるか。
追記
東京マインドフルネスセンターに行ってきました。