以前紹介した本では大脳辺縁系を動物脳、大脳新皮質を人間脳と表現されていたが、この本では感情系と思考系と紹介されていた。
印象に残ったこと
手足を意識的に動かすと脳の血流がよくなる。
やる気を起こすのがうまい人はいつも小さなやる気を出そうとしてる。一方、やる気を起こすのが下手な人はいつも大きなやる気を出そうとして苦労する。脳は簡単なことはやりやすい。
感情系に対して思考系が有意である状態を作るには面倒臭いを禁句にする、人任せにしない、他人のせいにしない。少し辛いと感じる長さの文章を音読する、テレビやラジオの教養番組をメモを取りながら試聴する。
やめなければいけないことをやめられない時は目だけ動かすといい。脳に変化を与えられる。
右脳は協調性、社会性で左脳は主体性。好き・嫌い、快・不快の判断は人を行動に駆り立てる原動力として大事なものだが、それだけで動く人になってはいけない。社会性、主体性のある判断を心がけてください。
言葉がうまくでない人は普段喋ってないか自分の言いやすい言葉ばかり言っている。会話する相手が恵まれていない場合には、音読を毎日の習慣にしてください。 英語でも自分が普段良く使う単語は簡単に聞き取れるものの、自由に使えない英語は知っていても聞き取るのが難しい。(脳の中で「聴く中枢」と「話す中枢」が対になっているため)
私達は脳と体の不調をメンタルの問題と混同している。スランプに陥らないために大切なことは感情の安全地帯(自分が確実にできることをしている時間)を作ること。
側坐核というのは大脳辺縁系の中にある意欲の発生に著しく関係していると言われている器官。側坐核には手を動かして作業をすることによって刺激を与えることができる。
雑感
外を歩くことは脳にいいと思った。俺も精神的に参ってる(不安が押し寄せていてもたってもいられなくなった)時に無意識のうちに散歩に出かけてた。
外を歩くと視線の移動も行われるので脳に刺激を与える。
俺はジムのトレッドミルより外を歩いたり、走ったりしたほうがいいと思ってる。
英語は音読とリスニングをセットにすべきだと思った。これから音読しようと思う。