脳にいい5つの習慣
印象に残ったこと
ストレスがあり自律神経の失調をきたしている人は右脳の血管の反応が異常になり、ただ座っているだけでも血流が低下していく。血管の反応や血流が悪いということはその部分の脳が弱まっている、活動してないということになる。
夫婦喧嘩の最中に奥さんが文句を言ってる間に旦那さんが寝てしまうことがあるが、これは話がつまらないから寝たのではなく、その現状から逃げ出したいという動物脳の過剰反応で、右脳が機能低下という反応を起こした結果。*1
にんにくは微小循環*2を良くする作用がある。
瞑想の効果は腹式呼吸をゆっくり意識的に行うことと目をつむって周りの情報を遮断することが効果を上げる。
レッドクローバーを飲むと右前頭葉の血流と酸素飽和度が上がった。右脳の前頭葉や側頭葉に腫瘍がある人は逃避形態の一つであるうつ傾向が見られる。
雑感
東大医学部出身の脳外科医が書いた本。
自身が覚醒下手術をしている経験から人が何をしている時に脳のどの部分の血流が変化するかわかるようになったそうだ。
覚醒下手術はこれだと思う。脳は痛覚がないためこういう事が可能らしい。
一番印象に残ったのが、「動物脳(大脳辺縁系)」と「人間脳(大脳新皮質)」という表現。
種々の精神病は動物脳が過剰反応して引き起こされているそうだ。
一部で統合失調症の人は爬虫類の脳波と同じという説もある。
動物脳をコントロールするために瞑想を勧めている。
その他に脳の血流をよくするのに有酸素運動やレッドクローバーを勧めている。
この本を読んで精神病は脳の病気だと改めて思った。
将来、脳外科医などの台頭によって精神科医という薬を処方するだけの医師が不要になると思う。ていうかなくなれ!
瞑想、有酸素運動、レッドクローバーは試してみます!
追記
レッドクローバーは特に効果がありませんでした。