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【書評】プロ弁護士の武器と盾になる話し方

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プロ弁護士の武器と盾になる話し方

プロ弁護士の武器と盾になる話し方

プロ弁護士の武器と盾になる話し方

  • 作者:木山 泰嗣
  • 発売日: 2013/12/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

印象に残ったこと

  1. 「○○さんは☓☓とおっしゃっています。」「○○さんは同じお考えでした」「○○さんも基本的に賛同してくれています」「○○さんもいいじゃないかと言っていました」

  2. 裁判所は税理士が依頼者に対して、複数の選択肢をきちんと伝えていなかった場合、説明義務を果たしていないとして、税理士に注意義務違反を認める傾向にある。

  3. 上司に対する報告の大きな見出しは①○○の件②結論③詳細

  4. 弁護士は弁護士職務基本規程で「依頼者に有利な結果となることを請け合い、又は保証してはならない」と定められている。絶対に勝てます。だから私に依頼しなさいという勧誘はしてはいけない。

  5. 可能性の含みを残す言い方「一概には言えません」

  6. 形質論と実質論

  7. 頭のいい人は質問があった時にすぐ答えるのではなく、質問内容を必ず確認する。「今の質問は○○ということでよろしいでしょうか」「今の質問は~の3点ということでよろしいでしょうか」

  8. この問題について解決策をいいなさい、どうしたら目標達成できるか分析しなさい、課題を明確にしなさいなどと言われたら「現状報告をします」「今後のスケジュールをお伝えします」

  9. あいまいにしていることからあらゆるトラブルが発生する。頭のいい人はできることとできないことを明確に区別して伝える。

  10. 質問に答えない人、そらす人には「質問に答えてもらえませんか」

  11. 8億円を相手に求める裁判をする原告は裁判を起こすときに242万円の手数料を納めないといけない。

  12. 単に「おかしくないですか」「間違ってないですか」というのは感想や意見を言ってるだけで根拠はない。これに対して、「普通であれば、○○すると思うのですが」「通常であれば、○○があるはずだと思います」「普通はこういう場合、○○ですよね」のように言えば、客観的な疑問を示しながら相手のおかしさを指摘できる。

  13. 仕事での会議や会話というのはどのような方向に進んでいくのかという大まかな流れや方向性を話し合う場にもかかわらず、細かなところでダメ出しやNGを連発する人がいる。

  14. わからないことはわかりません、知りませんではダメで「確認をいたします」「確認をさせてください」と言う。できる人は確認する癖がついている。できない人は、聞かれて即答できないこと、聞かれて知らないのがばれることがダメだと思っている。そのことが怖いので、適当にしゃべってしまい、あとで調べて冷や汗をかく。

雑感

1はよく俺も使う。社会的身分上、俺は確実に下に見られる*1のでこういった権威を使う手法はよくやる。

7だが、質問じゃないけど、誰かから指示があったら俺は必ず最後に「~すればいいんですね」と確認する。そうすれば、後でいちゃもんをつけてきた時に「聞いてない」とはっきり反論できる。

10だが、ネットに多いよね。聞いてないことをぐだぐだ書き込む奴が多い。俺はyoutubeで辛辣なコメントを書くのだが、そのコメントに対して反論してくるのではなく、「お前は高卒だろ」とか「頭が悪い」などと関係のないコメントが返ってくる。 ask.fmで出会った同じ高校の女にツイッターで絡んだらクソリプとか頭が悪いと言われたこともあるw

13は以前記事に書いた。どうでもいいことに細かい奴は面倒だよね。

14だが、今のバイトで俺は即答できないことが悪いことで、客に申し訳ないと思ってた。さっさと確認しますと答えた方がいいね。 こういう対応はダメだよね。

*1:どう考えても俺の方が上なんだけど。